誰よりも何よりも安楽と幸福を望む欲深い生き物。
しかし、その求めている幸福は地球上の全ての生物を犠牲にして、地球の資源という命さえも削り続けて、自然界に存在しないものすら好き勝手に生み出して利用した上に成り立っている。
これの、一体どこが幸せなんだろう。
ただ生きているだけで罪深い生物は、こうもいまいよ。
天災が地球の怒りによる執行ならば、真っ先に報いを受けるのは人間だ。
罪は償いきれない。
決して終わるはずのない清算。
でも
それでも…生きてかなきゃならないのよね。
そんな事は誰もがわかった上で生きてる。
皆、全部背負い込んだ上で心のどこかで覚悟を決めてる。
そんな事はわかってる。
だから今を必死に生きてる。